三菱ダイヤモンドカップ二日目。
苦しい試合は昨日と同じだった。
スタートの1番からティーショットを右のラフに打ち込み、このホールをボギーとした。
プレーの合間を見て、フォームのチェックをした。
昨日も試合が終わってからも、練習を行った。何度も何度もボールを打った。
それでも今日は13番では2オンできず、第3打もうまく寄せきれなかった。
そして、パーパットも外し、このホールはボギーとなった。
ダブルボギーとなった6番はティーショットがOBとなった。
難コースだけに、前半はフェアウエーを狙いすぎてかえってショットの精度が悪くなった。
「ドライバーにもっと自信を持とう」と自らに言い聞かせ、開き直った後半は逆にショットが安定して好スコアにつながった。
結局、王子の成績は、4バーディー、4ボギー、1ダブルボギー、とスコアを伸ばせず、4戦連続で予選落ちとなってしまった。
試合を振り返った王子のコメントでは、ラフへの恐怖がフェアウエイを狭く感じさせたという。
思い切ってドライバーをふれないもどかしさがあった。難コースといわれるゆえんらしいが。昨年度賞金ランク1、2位の谷口、片山は「こういう(難しい設定の)コースは好き」と口をそろえた。さすがである。難しければ好きになればいいのだ。難しさも楽しくなる。王子にはこういったしゃれのようなものが、まだ備わってない。どこまでもまっすぐなのである。
後半は3バーディー、1ボギーの34。開き直ったら強いのである。お父上は「きょうは意味のある一日だった。スイングをつくっている段階だけど、予想より1カ月早い」と順調に成長しているとみている。
うんうん!何事も無駄はない。難コースが好きになったら、恐ろしいぐらい強くなれるだろう。
6月19日に開幕するミズノ・オープンまでツアーは空く。
「真剣にゴルフと向き合う。できるだけ多くの球を打ちたい。一日も無駄にしない」
悔しさから学ぶ勝利への執念である。